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フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
クリス・アンダーソン / 日本放送出版協会 グループ:Book /ランキング:22 価格:¥ 1,890 / ユーズドストア ¥ 1,450 より 発売日:2009-11-21 /在庫あり。
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カスタマーレビュー
おすすめ度: 理屈好きにはおもしろいけど、内容の割に長い 無料について考えるいいきっかけになる本。長いのがイヤな人は16章(最終章)、もしくは巻末付録から読むといいと思います。 他社の事例や定石は豊富に書かれてありますが、「新戦略」は載っていません。自分の会社に合った戦略を考えるのは読者です。 要約としてはこんな感じ。 ・お客の注目を集め、数を増やす戦略として無料に勝るものはない。 ・ビット(デジタルデータ)の資源と流通コストは、限りなく無料に近い。 ・無料から有料化に移行させるビジネスモデルは、有料化した途端にお客の数は減る。 ・無料、有料のメリットを活かしながら、5%以下の有料ユーザーで成り立つモデルを考える。 ・無料の周辺で直接・間接的に稼ぐのは賢いやり方。お客に有料を意識させなければなおよい。 期間限定ですが、とりあえず安くてもっとカンタンなのないの?という人は、こちらでもよいのではないかと。 週刊 ダイヤモンド 2010年 3/13号 [雑誌] アマゾンの例 フリーの例として、アマゾンの書評があるかもしれません。 本の宣伝広告をしようと思ったら、 お金を支払わないといけません。 それが無償でできるのです。 それがウェブの仕組みです。 あたりまえのことが、お金を生み出す新戦略といわれてもピンときません。 ウェブがはじまったころからの話だし、 もともとインタネットはネットワークの相互接続で、無償が原則でした。 原理を知らない人が読むと驚くかもしれないが、 原理を知っている人にはあたりまえのことが書かれているだけなのかもしれません。 ネット時代の音楽産業の未来を読み解く。 音楽産業の歴史と現状、未来を題材に「FREE」の考え方を学び、その他の幅広い分野にまで関心を寄せて読みました。 ラジオの誕生から、番組の生バンド演奏の隆盛を経て、レコード業界の繁栄した時代、これからのネット時代の音楽産業の方向性が述べられている。 不正なコピー商品が問題視されている中、「本物と偽物」の商品が、市場経済に及ぼす心理的な作用と相関関係についての分析を、とても興味深く読みました。 重商主義から産業革命の夜明けに活躍した経済学者アダム・スミス(1723〜1790)の『国富論』(1776年)、資本主義社会の経済を分析したカール・マルクス(1818〜1883)の『資本論』(第一部1867年)、そして、21世紀のネット時代のビジネスを読み解いたクリス・アンダーソンの『FREE』(2009年)のようにも思える。 「フリー」の応用範囲はちょっと不自由じゃない? たくさんレビューがあるので、簡潔に。 無料がお金を生み出す可能性は極めて小さい範囲に 留まるのでは?という印象を受けました。 ●広告モデル →4マス崩壊が叫ばれ、「じゃ、ネットに」という流れはあるが、 力の弱いサイトがバナーを売ろうと思っても、月額数十万にも満たない。 (それどころか、さっぱり売れないのが現状) 成功例としてのグーグルの話は極端すぎる。 検索エンジンの発明・研鑽に加え、クエリー(検索結果)連動型広告を 非常に良いタイミングで最大限リリースできたからに他ならない。 (誰もがまねできるわけじゃないし、二番手以下は鼻くそ扱いになる) ●試用モデル →アトムの無料サンプルは旧来からある手法。 広告モデルに比べて、一部金払いのよいユーザーに支えてもらう分 まだマシといえなくもないが、たとえばニコ動が黒字化しないのを 見ていると、このフリーの未来派決して明るくない。 (かなり狭い商圏かつターゲットを絞り込めば有効かもしれないが) ●売名モデル →すでにある一定の知名度をもつブランドが「フリー」を導入するのは 一番可能性があるのかもしれない。アーティストがタダでネットで新曲の サンプルをばら撒いて、購買につなげる手法はわかりやすい。 たとえば、ベネトンがモバイルサイトのTOPページをTwitterクライアントに してしまうのもある意味、フリーの実践といえるだろう。 宣伝するための広告ではなく、ツール化することが結果的にその企業の ブランディングにつながったりするのは理解できる。 ただ、こういうケースにおいては、お金を直接的に生み出すわけじゃなく、 あくまで間接的なものではないだろうか。 「フリー」と叫ぶとちょっとカッコよさげだけど、実際にこの概念を 使ってビジネスを生み出すのは思ったより不自由じゃなかろうか、と。 本書は、ネットのビジネス戦略を考える上では必読だと思うので、 心情的には★4つ(限りなく5つ)ですが、生み出すお金の規模を 論理的に比較・検証できていない気がしたので、★3つにしました。 こんなにページ数は要らないのでは? (^^;; フリー 無料からお金を生みだす新戦略を、やっと読破。 ネットの可能性を考えたことのあるひとなら、目新しい内容ではありません。論理的に書くとこうなります、という感じなので、考えの整理や確認には良い本だと思います。 関連するリストマニア |